そーわっとなうわっと

何のへんてつもないごくごく普通の日記ブログです

感動といっては何だけど

「最近感動したことは何ですか」

 

よく就活での面接、受験での面接、様々な場面で何というわけもなく問いかけられる

この問いかけ。

 

問うからには何か意図があるんだろう。

面接官には何かしら意図があるんだろう、そんなことを思いながらも何を意図しているのかはもやもやと。

 

「感動」って何でしょう。

ある辞書には「物事に強く心動かされること」こととあって、

 

なら「驚く」とか「泣く」とかも「感動」のひとつ?となんかも思ったりして。

 

ついさっき、同じことでもこう見方、感じ方、出し方違うものかと感じたある場面。

 

上田敏全訳詩集」をなにげもなしに見ているとボードレールの詩が訳されていることに気が付いた。

 

おお、と思った。

というのもボードレールの「惡の華」を以前一読して本の山に投げていたのを思い出したからである。

 

これはこれは、と山の中から「惡の華」を取り出す。

堀口大学。これまた偉大な翻訳家。

上田敏堀口大学、訳にどんな違いがあるものかと、一種のワクワクを抱えながらそれぞれページを開いてみると、おおこれは一緒の詩? という一目の感想。

 

見比べたのは「信天翁」。

すぐにわかる違いはその題名。

堀口大学は「アホウドリ」、上田敏は「ヲキノタイフ」。

この題のつけ方にもそれぞれの想いが出ているのだと思うものです。

無学なものでそれぞれの詩人にどんな背景があるのか知らず、

なぜこんな違いが出るのかは知らぬ存ぜぬことであります。

 

ただ単純に違いを発見した。こんな事実があるだけでも幸せを感じるもので、

自分は何て単純で幸せなものかと。

 

そうそう「最近感動したものは何ですか」。

つまりは

「何に目がとまるの、キミ?」ってことなのかなぁ。